メンテナンスの少ない家って?
私は現在ハウスメーカーの代表として会社を運営していますが、
起業する以前は大工として働いていました。
修行を始めてから20年近く、大工として百棟以上の家を建ててきました。
その中には新築だけでなく、欠陥住宅や粗悪な家を建てられた方のリフォームや修繕工事などもありました。
ある時、知り合いAさんから「自宅が雨漏りしているからみてほしい」と言われ、ご自宅を尋ねると数か所から雨が漏っている状況。
それまでにも何度か家の修繕やメンテナンスをしていたそうでトータルすると数百万円かかっているとのことでした。
A さんはご老人だったのですが、「安い家を買ったせいでたくさんの修繕費を払うことになってしまって、老後の資金がなくなりそう」とつぶやいていました。
そんな A さんをみて「自分だったら大工と建築士のノウハウを活かして、メンテナンスを最小限に抑えた最高の家づくりが出来る。
そうしたらメンテナンス費の捻出に困ることなくお客様が何十年先も幸せに過ごせるはず。 」と考えました。
そんな想いから、メンテナンスを最小限に抑えられる家を建てるようになり、建てた後もお金のかからない安心安全な家づくりを実現しています。
《メンテナンスの少ない家づくりのポイント 4 選》
①「高気密高断熱は必須条件」
高気密高断熱とは、家中の隙間を減らし、断熱性能を高めることで外気温の影響を受けにくくした家のことです。
高気密高断熱の家にすることで、家の中が外気温に影響されにくくなるため、冷暖房を効率よく使用できて光熱費の削減にもつながります。

②「ガルバの外装材で 50 年メンテナンスフリー」
耐久性の高い資材であれば、交換の必要がなく長期間使用することができます。
万が一地震が住居を襲っても大丈夫なように、外壁や屋根の耐震性を確保することも重要なポイントの 1 つです。
メンテナンスのしやすさや、必要な費用も重要です。
メンテナンス費用のかかりやすい箇所といて 1 番に挙げられる「外壁・屋根の塗装工事」は、足場を組むだけで多額の費用が発生します。
だからこそ家を建てる際にできるだけ大掛かりなメンテナンスのかからない外装材を採用することが理想的です。
ゲートエアーハウス標準採用の“ガルバリウム鋼板”の外壁は、耐久年数 50 年程度とされています。
一般的なサイディング外壁はその 1/5 の 10 年ほどでメンテナンスが必要となってきます。
そのメンテナンスを怠るとひび割れが発生して、その隙間から雨が入り込み雨漏りしてしまう恐れがあります。
このようなことから建築時に耐久性の高い資材を選択することがいかに重要かわかっていただけるかと思います。
屋根材も同様のことが言えます。
屋根は長期間、日射による紫外線、熱、雨風などにさらされ続けます。
耐久性の高いガルバの屋根を使用することでメンテナンスを大幅に抑えることができます。
さらに、ガルバリウム鋼板の中にも良いものから粗悪なものまで様々です。
その取捨選択を建築のプロである私がお手伝いします。

③「ベランダはいりません!」
これまでの住宅で当たり前のように作られているベランダ。
ベランダも外壁と同様にメンテナンスを怠ると雨漏りしてしまう恐れがあります。
そうならないためには10年に一度、防水塗替え工事が必要となります。
10年に1度となるとメンテナンスコストがかなりかかってしまいますよね。
ですがゲートエアーハウスの造る家は「高気密高断熱」です。
高気密高断熱の家は室内干しでも速乾でパリッと乾きます!
結果的にメンテナンス費用の掛かるベランダをつくる必要がなくなるということです。

④「確実なシロアリ対策」
シロアリは空気の淀んだジメジメとした床下を好みます。逆に空気の乾いた場所は苦手ということです。
弊社が採用している工法は、基礎外周に換気口を設けず基礎からシロアリが侵入しない工法で、外基礎部でしっかり気密し内基礎部は空気の換気を促進し、シロアリのリスクを軽減します。
すべての内容はここではお伝えできませんが、こうすることで 5~7 年に 1 度のシロアリ防蟻処理が不要となりメンテナンス不要となります
このように“メンテナンスの少ない家づくりのポイント”は後から変えることのできない「家の中身」が重要になってきます。
目先の住宅価格だけをみて、粗悪な材料を使用した中身の悪い家を買ってしまうとその先には“メンテナンス地獄”が待っています。
そんなお客様を1人でも減らすべく、建築業界に足を踏み入れて 30 年の私だからこそわかる本当に良い材料、良い商品についてプロの目線でお伝え出来たらと思います。
“家の中身”さえしっかりしておけば「一生快適で、手のかからない家づくり」、つまり「後悔しない家づくり」を実現できると考えています。
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